しし座流星群
これは昨年見られたしし座流星群の1流星で、オリオン座を流れました。薄雲がかかってますが、流れていく途中で色が変化していく様子がわかるでしょうか。1番の輝星は木星です。流星群は母彗星がまき散らしたチリの中を地球が通り過ぎていくとき、チリが大気中に飛び込んで発光するもので、しし座流星群は33年ごとに大出現する事で有名です。
作者より
今年こそは・・・と期待して、99年と同じ天竜市光明山の林道沿いにカメラを据えて雲が切れるのを待っていました。月明かりがあるし2000年はあまり条件が良くないという有り難くない前評判のせいか、ポツリポツリと流れる程度。それも決まってカメラが向いてない方向ばかりで、流星撮影は本当に"運"だけだなと思います。流星雨にでもなっていたら、ほったらかしておいても写ってくれるのですが。このしし座流星群ですが、2001年の日本は非常に期待できるとの噂です。去年や一昨年ヨーロッパで見られたような流星雨が夜空を彩るかもしれません。今年も予報がピタリ的中し、お天気に恵まれることを願うのみです。
撮影データ
撮影日時 2000年11月18日4時23分〜24分
露出 1分
絞り F 2.5
カメラ フォクトレンダー ベッサR
光学系 カラースコパー35mm F2.5
フィルム フジカラー SUPERIA 400
撮影システム 固定撮影
現像システム ラボ
印画システム ラボ
撮影地 天竜市光明山
三室昭浩