鈴木 孝征
   C/1999S4 Comet LINEAR


リンカーン研究所・地球接近小惑星研究計画(The Lincoln Near Earth AsteroidResearch = RINEAR)は小惑星を精密に探査、監視するために作られたシステムで多くの小惑星を捕らえるかたわら新たな彗星も同時に発見してしまう優れものです。アマチュアの彗星探索家にとっては最強の敵でしょう。

《作者より》

2000年の夏に大いに期待された彗星ですが太陽に接近してもあまり増光しませんでした。私は、おかげさまで彗星核を眼視追尾するしか方法がなく彗星の綺麗な姿を写すのに大変苦労しました。回りの星がギザギザに写っているので苦労が読みとれることでしょう。

撮影データ

撮影時間       2000年7月10日  02時15分00秒〜      
露出         25分                       
絞り         開放                           
カメラ        TOYO 8031 RFH67              
光学系        ε−250C 変形型ニュートン 口径 250mmF3.4
フィルム       フジカラ− ス−パー ACE G−400 ブローニー   
撮影システム     EM−500赤道儀 FC−60にて眼視追尾 フイルム乾燥
           フイルム吸引 結露防止ヒーター 遮光フード アストロスケール
現像システム      ラボ +1増感          
印画システム     ラボ                           
撮影地        静岡県 水窪町 家老平                  
 

inserted by FC2 system