「北斗七星」が北の空低いところにある秋から冬にかけては、カシオペヤ座の「M」の形が「北極星」を見つける目印になります。
「天の川」は夏に見られるというイメージがありますが、秋〜冬の星座のあいだにも流れており、天の川にどっぷり浸かっているカシオペヤ座は、とてもたくさんの星ぼしや赤い星雲が写ります。
《作者より》
ソフト効果のあるフィルターを取り付けて撮影すると、明るい星の光が拡散して色がよくわかるようになります。カシオペヤの5つの星の中でも、一つは黄色いのが目を引きますね。画面右の方に、ペルセウス座の「二重星団」が写っています。
撮影データ
日 時 2001年 12月 8日 21時54分〜22時14分
露 出 10分+10分(2コマ合成)
カメラ ビクセン VX-1
光学系 ペンタックス A 50mmF1.7 コッキン ディフューザー1 フィルター
絞 り F2.8
フィルム コダック ポートラ800
追尾システム タカハシEM-100赤道儀・電動運転
印 画 オリンパス P-400昇華式プリンター
撮影地 水窪町 家老平
カシオペヤ
町田謙吾