柴本俊史
オリオン大星雲に流星が
冬の星座のオリオン(右)とおおいぬ(左)を写したものです。オリオン座は星座の中でもとくに形の美しいもので、中央でななめ一列にならぶ「三ツ星」を中心に左上に赤いベテルギウス、右下に青白いリゲルの1等星が輝いているのが目をひきます。また「三ツ星」の下にある小三ツ星の真ん中がm42「オリオン大星雲」です。おおいぬ座は木で隠れてしまっていますが、青白く輝いている星が全天の星の中で一番明るい星(−1.5等星)シリウスといい焼きこがすものという意味があります。
<作者より>
天文ガイド2003年4月号天体写真月例コンテストUNDER18で一席入選したものです。入選をきっかけに私は天体写真の道へ? オリオン大星雲の中をふたご座流星群の流星が流れました。この日は1時間で100個近く流星が流れました。
撮影データ
撮影日時 2002年12月15日am 3時40分
露出 4分
絞り 2.8
カメラ Nikon FM10
レンズ コシナ24mm F2.8
フィルム コダック エクタックロームE200
撮影システム ビクセンGP赤道儀
現像システム フジカラーレーザープリント +1段増感現像
撮影地 中川根町・ウットハウスおろくぼ駐車場(標高700m)
作者 柴本 俊史(18)