遠州天体写真愛好会
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写真展も毎年欠かさず今年で11回目。あっという間に10年が過ぎ、次の10年が始まりました。また、一回りした時、どんな風に今をふり返るのでしょうか。思い出話に華を咲かせているでしょうか。撮影技術や表現手法は驚異的に進歩しても、きっと星空に寄せる思いは変わることなく、相変わらず星空の下で一喜一憂していることでしょう。
そんな私たちの「星空に寄せる想い」こそががこの写真展の原点でもあるのです。
写真展と銘打ってはいるものの、特別優れた写真でもなく、客観的に科学性、芸術性に長けた写真ばかりを展示しているわけでもありません。作品の大きさも無理して大伸ばしをせず4切主体。背伸びせず身の丈の範囲で行っているので負担も無く毎年開催できています。展示方法も変化無く、毎度お決まりのマンネリスタイルでありますが、なぜかこれで居心地がいいのです。
楽しみながら撮る趣味の星写真。でも、せっかくの写真。一人でアルバムに仕舞い込むにはもったいない。大勢の人に観てもらったらきっと私たちの「星空に寄せる想い」に共感し、気持ちを共有出来る人も多いに違いない。何が写っているのか判らないような難しい写真にも解説を付けて少しでも理解を深め、作者の気持ちも伝えながらゆっくりじっくり観て欲しい。
そんな、想いから始めた写真展。アンケートに書かれたコメントを読むたびに、写真展を開いて良かったとつくづく思います。それこそ私たち写真展が続いている原動力なのです。

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