野中 敬

              木  

 

解説    木星(もくせい)本体(ほんたい)(ひだり)(はし)()える楕円形(だえんけい)のものが「大赤斑(だいせきはん)」で、台風(たいふう)のようなものといわれています。(なが)さが2万4千km(はば)1万3千kmで、地球(ちきゅう)がすっぽり2つ(はい)ってしまうほどの(おお)きさです。(なか)色濃(いろこ)部分(ぶぶん)があって、まさに木星(もくせい)の「目玉(めだま)」のようです。

ここしばらくは、木星(もくせい)(あき)にもっとも(ちか)づきますが、高度(こうど)がなくて大気(たいき)()らめきの影響(えいきょう)()けやすく、また、()れが(つづ)かないことからフォトチャンスが(すく)なくて大変(たいへん)です。でも、条件(じょうけん)(めぐ)まれると撮影(さつえい)(わす)れるほど素晴(すば)らしい世界(せかい)()せてくれます。

 

月・惑星     (つき)とか惑星(わくせい)は、明るい(あかるい)ので街中(まちなか)でもよく()えます。街中(まちなか)(てん)文台(ぶんだい)などで観望会(かんぼうかい)があるときは出かけて(でかけて)みてください。もう一つ(ひとつ)(かぜ)強く(つよく)晴れ渡った(はれわたった)()よりもどんよりとした()(ほう)揺らぎ(ゆらぎ)も少なくよく見えます。

       今シーズンの木星(もくせい)は、(あき)になると夕方(ゆうがた)(ひがし)(そら)(おお)きく(あか)るく()えます。
        ほかに
(あか)るい(ぼし)もないのですぐにわかると(おも)います。

 

撮影日時 2009 8.27 213

及び露出 125 900コマを合成

 

光学系及 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀

びカメラ テレビューパワーメイト5×で拡大撮影(約F60相当)

     ToUcamproU

 

画像処理 レジスタックス、ステライメージ5で画像処理

     CANON PIXUS9900iで出力

 

撮影地  自宅(浜松市浜北区貴布祢)

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