遠州天体写真愛好会
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2010 星空浪漫
過去1年間の話題と言えばやはり2009年7月22日の皆既日食でしょう。皆既帯の通過するトカラ列島や屋久島、奄美大島には大勢のファンが集まり日本では46年ぶりという世紀の天体ショウに胸を躍らせていたのです。が、期待もむなしく空は厚い雲や雨にたたられて真っ黒い太陽は見られなかったのです。それでも皆既帯の伸びている中国本土や太平洋上にクルーズに出向いた人たちの一部は見事な皆既を見ることができ、その配信された映像は心躍らせるものがありました。残念ながらこの静岡も雲に覆われてしまいましたが、それでも時々薄雲を通して欠けた太陽を見ることができました。何人かの会員は中国で皆既を撮影できました。
 この写真展を開催中、話題になったのが「はやぶさ」です。小惑星イトカワに着陸し地球にもどるまでの60億キロに及ぶ壮大なフライトは様々なドラマを生み、まるでアドベンチャーストーリーを見ているような感動のミッションでした。そしてこの写真展終了の日、「ハヤブサ」は宙から舞い降りふるさと地球に見事に帰還したのです。
 過去1年間の新作を展示発表しているこの写真展。豊田図書館では今年で13回目ということになります。出品数は過去最多の101点となり、初めて100点越えをした記念すべき写真展となりました。

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