宇都 正明
                     子持ち星雲


りょうけん座にある子持ち星雲と呼ばれる系外銀河です。まるで親子の様に、2つの星雲が並んでいて、手をしっかりとつないでいます。
系外銀河とは、我々の地球がある銀河系と同じ様な数億個の星々から成る星々の大集団で、小宇宙とも単に銀河とも呼ばれています。この銀河は、2つの銀河が過去にすれ違い、その結果、お互いの重力で星やガスが引っ張られてつながってしまい、この様な形になってしまいました。

≪作者より≫
 子持ち星雲の詳細を写し出す為に、3晩かけて撮影しました。この望遠鏡としては最高のデータを得ることができました。何回も処理をし直してようやく納得がいく作品になりました。

≪撮影データ≫
■撮影者  宇都 正明
■光学系  ビクセン製VC200L NPR-1073レデューサ使用 1460mmF7.3
■カメラ   SBIG社製 ST8XME
■赤道儀  タカハシ製 EM-200赤道儀
■フィルタ  SBIG RGB原色干渉フィルタ,
■ 撮影日時 2011年3月2日〜4日 ■撮影地:獅子ヶ鼻公園
■露光時間 L=10分×55,R=5分×16,G=5分×12,B=5分×12 合計露出時間:750分
■画像処理 StellaImage6,MaxImDL4,PhotoShopCS5 
■出力    Canon PIXUS990i バッファロー厚手写真用紙超光沢
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