M106

M106は比較的大きく、小望遠鏡で観察しやすい銀河です。。メシエカタログには載せられていなかったものですが、メシエが知っていたことが明らかという理由で、後から加えられました。渦巻銀河で、アンドロメダ座大銀河(M31)のミニチュアのような格好に見えます。1995年に国立天文台野辺山宇宙電波観測所とアメリカのVLBAとの共同観測で、中心核にブラックホール存在の証拠となる高速回転ガス円盤がとらえられています。超新星1981Kが出現しています。実視等級 9.0等 視直径 18'×8' 距離 2100万光年。(ASCII宇宙大百科より)

《作者より》

この作品は以前西遠の望遠鏡TOA130で写したのですが露出不足で満足な映像が得られませんでした。そこで今年新たにL画像のみを撮影し以前写したRGB画像とあわせてカラー化しました。光害がひどくて最近は西遠で撮影しなかったのですが、光害カットフィルターLPS-P2を使い、露出をのばせば何とか写せることがやってみて分かりました。

撮影データ

      撮影日時        2013年5月8日 2008年4月6日
      露出           L10分×7枚  R3分×5枚 G3分×5枚  B3分×5枚
      合計露出      115分
      カメラ          BJ−41L冷却CCDカメラ 冷却温度 0℃
      光学系         TOA-130+レデューサー780mmF6.0
      撮影システム    赤道儀 高橋 NJP ST-402によるガイド
      画像処理システム ステライメージVer.6.5
      印刷システム     キャノンiP8600
      撮影地        浜松市中区西遠女子学園
      作者        今村守孝
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