野中 敬
土星

土星は、5月11日に衝(地球から見て太陽と正反対の方向に位置すること。)を迎え、いま、夕方の南東の方角、てんびん座のあたりに見えます。望遠鏡で見るとリングがくっきりと本体を取り囲んでいて、とても美しいものです。夏までは見えていますので、機会があったらぜひチャレンジしてみてください。
 なぜ、美しいといったのかというと、土星の特徴であるリング・環が大きく開いて見えるからです。土星が傾いて太陽のまわりを回っているためにリングがよく見える時と見えない時があるのです。ちなみに2009年の頃は土星を真横から見る感じで串刺しのようで、おもしろくありませんでした。このときの様子は遠州天体写真愛好会のホームページで覧いただけます。

撮影データ

撮影日時及び露出

光学系及びカメラ
     
     

画像処理 
撮影地
2014 5.2 23:53
1/23 約1,800コマを合成
25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀
バローレンズ3×で拡大撮影(約F36相当)
DMK21AU618(モノクロイメージ撮像)
DFK21AU618(カラー情報撮像)
レジスタックス6、ステライメージ5で CANON PIXUS PRO100で出力
自宅(浜松市浜北区貴布祢)
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