兼松 哲治
                                     
カリフォルニア星雲付近

 

カリフォルニア星雲は、秋の代表的な星座、ペルセウス座の足元あたりにある巨大な散光星雲です。肉眼ではその姿はほとんど見ることができませんが、写真に撮ると赤く大きく広がった姿が浮かび上がります。

また、このカリフォルニア星雲からおうし座のプレアデス星団の辺り一帯には非常に淡い反射星雲や暗黒星雲が多く存在するため、写真に撮るととてもおもしろい領域です。

《作者より》

カリフォルニア星雲と付近の分子雲を一度に写そうと欲張ったため、構図的には少し無理が生じてしまいました。

この中でも特に画面右下にある淡い分子雲は、今後拡大して撮影してみたい対象です。




<撮影データ>

撮影日時      2016年12月19日 18時48分〜

露出        4分×12枚×2枚モザイク、ISO3200

絞り        f4

カメラ       キヤノン EOS6D(SEO−SP4改造)

光学系       SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX  DG OS HSM

撮影システム    ケンコー スカイメモR ポータブル赤道儀

印画システム    キヤノン PRO−100S、光沢PROプラチナ用紙

画像処理ソフト   RAP2、PhotoshopCS6等

撮影地       浜松市天竜区水窪町 家老平

inserted by FC2 system