野中 敬
                            
月・北極 

木星と大赤斑1」から2時間余も経つとその模様は大きく動き、大赤斑も目立って移動します。そのスピードは驚くほどで、この写真はたくさん撮った写真を重ね合わせて一つの画像にしていますが、2分以内に撮ったものでないと重なりません。まさに時間との勝負です。
画像を見ると大赤斑の左側は穏やかですが、右側は大きな乱れがあります。左から右方向に強風が吹いて大赤斑をはさんで風下の側で乱れが出ているのでしょう。なお、木星と大赤斑1を撮ってから2を撮ったものではなく、別の日に撮ったものです。 


<撮影データ>


撮影日時 2017 4.30 20:42

及び露出 1/60 約1,800コマを合成

光学系及 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀

びカメラ テレビューバローレンズ3×で拡大撮影(約F36相当)

     DMK21AU618(モノクロイメージ撮像)

     DFK21AU618(カラー情報撮像)

画像処理 レジスタックス6、ステライメージ5で画像処理

     CANON PIXUS PRO100で出力

撮影地  自宅(浜松市浜北区貴布祢)

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