野中 敬
                                              
月の北極
 
月の極地方は珍しいだけではなく、これからの月面基地設置に重要な意味を持つそうです。月の1日は約4週間、つまり、2週間は夜が続くわけで、太陽光発電でエネルギーを確保しようとするには夜が長すぎます。ところが極地方には、常時、日が当たっているまでとはいきませんが90パーセント近く日が当たっているところがあり、月面基地には適しているとのことです。

もうひとつ、反対に夜ばかり続く場所が同じ極地方にはあるようで、ここには、水の氷があるらしいとの日本の探査機「かぐや」の観測データがあります。日が当たらない、寒いところだからこそあるのでしょう。水さえあれば人間の長期滞在も可能となるし、月から火星など他の惑星探査にも出かけられるでしょうね。



<撮影データ>


撮影日時 2016.10.17 21:51

及び露出 1/60 約1,000コマを合成

光学系及 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀

びカメラ 直接焦点で撮影(F12)

     Skyris445M(モノクロイメージ撮像)

     IR742フィルター使用

画像処理 レジスタックス6、ステライメージ5で画像処理

     CANON PIXUS PRO100で出力

撮影地  自宅(浜松市浜北区貴布祢

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