田代 貞
                                     
カリフォルニア星雲
 
 ぺルセウス座にある散光星雲。形がアメリカのカリフォルニア州に似ているのでこの名があります。満月の数倍の大きさがあるが薄くて暗いので肉眼ではよく判りません。長時間露出の写真撮影でその形がやっとわかるようになります。星雲が赤く写るのは電離水素が発光しているためです。

<作者から>

年末から年始にかけての晴れを狙って春野の山奥にでかけました。自宅から1時間も走ると結構暗い空に出会えます。冬は天頂にかかる天の川に沿って星雲星団が点在し被写体には事欠きません。淡い星雲の場合は撮影の総露出時間が1〜2時間かかるので一晩では多くは撮れません。自動撮影を始めればあとは車中で仮眠です。



<撮影データ>


撮影日時  
露出      
カメラ     
光学系      
フィルター    
撮影システム  
画像処理     
印画システム   
撮影地       
2017年 1月 2日 22時50分〜
5分×20枚 コンポジット  ISO1600
EOS KissX5 赤外改造機
ε160(16cmF3.3アストロカメラ) 
IDAS LPS−D1
JP赤道儀+オートガイダー   
ステライメージ8・フォトショップCCほか
キヤノン ip8730  PIXUSプラチナペーパ−
浜松市春野町
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