富坂 学
ガム星雲
 

 冬の南の空、おおいぬ座の左下に「ほ座」や「とも座」があります。ラルゴ座が大きすぎたので1922年に88星座が決められる時、らしんばん、りゅうこつ、とも、ほの4つに分けられました。その中にある散光星雲です。この写真は大きな散光星雲の北側の半分です。オーストラリアの天文学者のガムさんが見つけ研究したことからガム星雲と呼ばれます。

《作者より》

 大きい星雲で驚きました。台湾など南に行かないと撮影できないと思っていましたが、北側半分だけですが三重県で撮影できてうれしく思いました。


<撮影データ>

影日時       2017年 1月5日 0時51分〜

露出        ISO3200 4分 16枚

カメラ       キヤノン EOS 5D mark2(IR改造)

光学系       EF100mm F2.8

撮影システム    タカハシスカイパトロール赤道儀による追尾

印画システム    キヤノンプリンター

画像処理ソフト   ステライメージ、PhotoShop CS2

撮影地       三重県 大紀町 錦

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