遠州天体写真愛好会

2021 星空浪漫

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木枯らし途絶えて さゆる空より

地上にふりしく  くすしき光よ

ものみな憩える  しじまの中に

きらめき揺れつつ 星座はめぐる

 もう何十年も前、中学の音楽の時間に習った唱歌、記憶で書いたので正確ではないと思います。学校では今はもう歌われていないみたいですが、冬の夜、いつもの撮影場所で一息つくとこの歌が思い出されます。歌にあるように、凍てつく空にきらびやかな星座たちが張り付いていて何か語りかけているような感覚は今もって変わりません。たとえば星景撮影の名人たちはこの感じをいとも簡単に作品に表していますが、誰にでもできるというものでないので、少しでも追いつこうと試行錯誤を続けていくわけでこれも天体写真の楽しみの一つだと思われます。

こんな思いも入った写真展。今年は114点と多くの作品が集まりました。新しい試みとして協力いただいている会場のショッピングセンター、プレ葉ウォーク浜北では2か所に分けて展示しました。そしてこれも初めてですが写真展を1か月間余(37日間)という長い期間行いました。天体写真展の特徴として、写っている内容が一般の人たちにはわかりにくいものもあるため、全ての写真にA4、1枚の解説を付けてあります。しかし、作者の思いが詰め込まれた解説は、読むだけでも時間がかかるので、今回の分割展示と長期開催はじっくり見ていただくためには効果があったと思います。思いのほか多くのリピーターもありました。中には「額が安っぽい」とか厳しいご意見もありましたがそれが遠天らしさだということでご理解いただければと思います。

さて、2021年版のUPです。時間や場所の制約がない写真展をぜひご堪能ください。

  会場風景   ☆アンケートの集計  来場者のコメント集
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