私たち「遠州天体写真愛好会」は宇宙に興味を持ち、星の写真撮影が楽しくて仕方のない仲間の集まりです。百武第2彗星、ヘール・ボップ彗星と立て続けに現れた大彗星は北遠の山々に私たちの出会いを提供してくれました。趣味を同じくする者同士のこと意気投合し平成9年10月当会が出発しました。
 当会は愛好会の名の如くざっくばらんでアットホーム、誰でも気楽に写真を通して星を楽しむ会をめざしています。規制や強制、ノルマもありません。現在、会員40名はベテランから初心者までそれぞれが撮影対象や機材、技術など個性的なスタイルでマイペースに星に親しんでいます。思い思いに望遠鏡やカメラを星空に向け、時空を超えた遥かなる宇宙に思いを巡らし、大自然の息吹を感じながら星達と語り合っているのです。
 会の活動の基本は個人活動ですが、2ヶ月に一度集まってそれぞれの活動成果の写真などを持ち寄り、機材やノウハウ等の情報交換をしています。また、毎年梅雨の季節に写真展を開催し会員の作品発表の場とするとともに、地域の皆様に星空の美しさ、すばらしさを紹介しています。会が発足して二十余年になりました。その間に撮影機材や撮影方法などデジタル化が進み、今まで以上にクオリティで天体を捉えることが出来るようになり、以前にも増して写真の可能性を感じています。
これからも遠州地方の天体写真ネットワーク集団として活動を続けていきたいと思います。
         
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