池谷・張 彗星
森町の池谷さんが今年2月に発見した彗星です。彗星は太陽に近ずくと熱と太陽風により尾が発達してきます。この彗星も3月18日に太陽にもっとも接近し、尾が見事に発達して、空の暗いところでは肉眼でも良くみえました。
《撮影者より》
池谷さんは我々星見人(ほしみすと)の大先輩で、私も天文を趣味として始めたころからの憧れの観測者です。発見おめでとうございます。
望遠鏡を31cmに変更してはじめての撮影です。
《撮影データ》
撮像年月日 2002年3月11日
露出時刻 18時38分48秒〜19時27分06秒(JST)
L画像=120秒120×12フレーム(2×2ビニング)
RGB画像=R+G120秒×各2フレーム(2×2ビニング)
B=180秒×2フレーム(2×2ビニング)
総露出時間=38分
撮像温度=−15℃
撮像機材 口径31cm 焦点距離1465o (自作)
MUTOH CV16LU冷却CCDカメラ(NRF−JPNフィルター付)
三色分解フィルター=トーカイタイプVフィルター
架台とガイド ミカゲ光器260N赤道儀
口径76o 焦点距離600o(タカハシFC-76鏡筒)
SBIG ST−4にて自動ガイド
撮影地 自宅(焼津市石脇)
画像処理 ステライメージ3 フォトショップ5
塩澤 均