野中　敬

今シーズンの土星です。
一番大きくなる時(今シーズンは、２００４年１月１日が衝でした。)は、冬の時期で、気流の状態が悪くて写真を撮るチャンスがなかなかありません。しかし、土星や木星は、火星ほど１〜２か月で大きさが変わることもないので、秋とか春にずらして撮ることになります。こちらの方がずっと条件が良くなります。
土星はリングがめずらしくて、観察会などでは圧倒的な人気です。よく見るとリングには黒い筋が見えたり、本体にも木星のような縞模様が見えてきます。リングの傾き具合も違っています。遠州天体写真愛好会ＨＰの過去の土星の写真と見比べてみてください。

作者から

今年も土星を出してしまいました。マンネリ化といわれそうですが、しかし、毎年ちょっとずつ違うんですね、これが。見え方だけではなく、色や写り方が違うのは、作者の力不足のせいもあるのですが…。


撮影データ

撮影日時　　　　　２００３．１１．７　５：３７
及び露出　　　　　各１／４Ｓの２０コマをコンポジット（合成）
光学系及　　　　　２５�p反射望遠鏡（タカハシ・ミューロン）ＮＪＰ赤道儀
びカメラ　　　　　 　ＬＶ６�oで拡大撮影（約Ｆ５０相当）
　　　　　　　　　　　ニコンクールピクス９９０マニュアル望遠側ファインモードで撮影
画像処理　　　　　ステライメージで画像処理
　　　　　　　　　　　ＣＡＮＯＮ PIXUS９５０ｉで出力
撮影地　　　　 　　自宅（浜北市貴布祢）