塩沢 均
木星のカラー合成
太陽系最大の惑星『木星』は、直径で地球の11倍、質量で318倍もある巨大惑星です。しかし、平均密度は地球の0.24倍しかなく、主成分が水素やヘリウムです。木星の表面には、地球のような陸地は無く、全体がガスで覆われています。また、自転速度が速く、木星の一日は約10時間ほどです。その為、表面の模様はめまぐるしく移り変わります。
その木星をカラー撮影して、一旦 赤 緑 青 の三原色に分解し、各々を画像処理して再度カラー合成してみました。
≪撮影者より≫
撮影した元の画像は、わずか数ミリ程の画像ですので、それをここまで拡大しても、ある程度の迫力を維持させなければという点に苦労しながら処理をしてみました。
≪撮影データ≫
撮影年月日 2004年5月3日
撮影時刻 19時24分
露出時間 1/25秒×30秒(≒750コマ)
左上 R画像 右上 G画像 左下 B画像
右下 上記3画像のRGB合成画像
撮影機材 口径31cm 焦点距離1450mm ニュートン式反射(自作)
ペンタックスXP14mm+PHILIPS ToUcamProカメラで撮影
撮影地 焼津市内(自宅)
画像処理 レジスタックス+ステライメージ3 キヤノンBJ870出力
キヤノンスーパーフォトペーパーSP-101