宇都正明
M101
おおぐま座にある有名な星雲で、その形から、回転花火星雲の愛称があります。この星雲は小宇宙とも銀河とも呼ばれる天体で、数千億個もの星々から成る星の大集団です。しかし、その距離は2250万光年。
さすがに個々の星に分離してみることはできません。
ところどころ赤く見える斑点はこの星雲の中にある散光星雲で、その点ひとつひとつがオリオン座大星雲と同じかそれよりもずっと巨大な星雲です。
非常に遠くにあるので、点のようにしか写りません。

≪作者より≫

久しぶりに暗い空の下にでかけての撮影でした。シーイングにも恵まれ、おもいの他、高分解に写すことが出来ました。

≪撮影データ≫

■撮影者     宇都 正明
■光学系     タカハシ MT160+レデューサー 合計焦点距離768mm F4.8
■カメラ       ST7カスタム 冷却CCDカメラ  
■赤道儀      Takahashi EM-200USD+Pyxis
■フィルタ     IDAS社製天文用原色干渉フィルタ(Type-U)
■撮影日時    2005年5月3日 
■撮影地:     山梨県塩尻市 上日川ダム駐車場にて
■露光時間    L=10分×7,R=5分×3,G=5分×3,B=10分×4 合計露出140分
■画像処理    StellaImage4,PaintShopPro7 
■出力       Canon PIXUS990i
           Canon純正プロフェッショナルフォトペーパー
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