土星
美しい輪を持つことで有名な土星です。小さな氷や岩のかけらで出来たこの輪は、30年周期で傾きが変化し15年に一度見えなくなってしまいます。輪の中の黒い線はカッシーニのすき間です。昨年はカッシーニ探査機が到着し、土星のリングのを形成する粒子が粉雪サイズであることや、ホイヘンス探査プローブが衛星タイタンに軟着陸成功し、あらゆる画像を見せてくれました。
《作者より》
何度観望しても見飽きないのが土星です。今年は双眼装置を購入してじっくり観望していましたが、見ているとついつい、撮影したくなります。視直径は接近時の火星とそれほど変わりませんが、光度はかなり暗いため、撮影はなかなか大変です。今回は、満足できる結果ではありませんでしたが、またトライしてみます。
撮影データ
撮影日時 2006年1月13日 1時9分から1分
露出 1/25秒露光×900フレーム
カメラ フィリップスToUcam Pro
光学系 タカハシMewlon210 ドールカーカムカセグレン TCA4による拡大撮影
(合成F40)
撮影システム タカハシEM-200赤道儀
画像処理 Registacsによるコンポジット、ステライメージ5
印画システム キャノンPIXUSip8600 キャノンプロフォトペーパー
撮影地 湖西市の自宅にて