M31

 230万光年の彼方にある「アンドロメダ座大銀河」
秋の星座の代表格であるアンドロメダ座大銀河は、私たちの銀河系と同じような渦巻き型の銀河です。見かけの大きさは、満月を横に5〜6個ほど並べた大きさに匹敵し、実際の大きさ(光で見えている範囲)は直径約10万光年になります。最近の観測結果によれば、アンドロメダ座大銀河はさらに外側まで広がっていて直径は20万光年以上あるとも言われています。銀河系からは230万光年はなれています。ちなみに230万光年という距離は、230万年前に出発したアンドロメダ銀河の光を、現在地球上で私たちが見ているということを意味しています。このアンドロメダ座大銀河に含まれる星の数は、銀河系の約 2倍と推測されています。  JAXA HPより


《作者より》

 タカハシの 初代FSQ106と冷却CCDカメラST-8300で撮影しました。 撮影場所は西遠女子学園の天文地学クラブの合宿でよく使う観音山でした。第二東名が開通してから南の空はますます光害で明るくなりましたが、天頂から北側の空は良好です。


撮影データ

      撮影日時       2012年9月15日(土)
      露出          L5分×8枚  R5分×2枚 G5分×2枚 B5分×2枚
      合計露出       70分
      カメラ         ST-8300冷却CCDカメラ 冷却温度 −10℃
      光学系         FSQ106   530mm F5.0  
      撮影システム    赤道儀 高橋 EM 200 Lodestar PHDガイド
      画像処理システム ステライメージVer.6.5
      印刷システム    ラボ
      撮影地        観音山
      作者         今村守孝
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