今村 守孝
 
望遠レンズで写したラブジョイ彗星 

ラブジョイ氏は、2007年に2個の新彗星を発見して以来、毎年のように新彗星を発見しています。しかもラブジョイ氏の発見した彗星は、発見後に増光し明るくなるものが多いです。この彗星は長軌道半径が約503AU(周期が1万1300年)ほどの長円軌道を動き、太陽近傍まできたものです。以前にも何度か太陽近傍までやってきて太陽熱の影響を受けていると考えられています。その結果として、予想通りの活動を見せてくれたようです。彗星は今後、長軌道半径が392AUの軌道を戻っていき、約7800年後に再び太陽近傍に戻ってきます。(天文ガイド2015年3月号参照)
 
《作者より》

2015年1月23日(金)再び観音山でラブジョイ彗星2014Q2を写してきました。今回はもう少し望遠にして拡大してみました。薄いですが長い尾が写せました。

撮影データ

撮影日時   
露出     
カメラ   
光学系  
撮影システム   
画像処理システム  
印刷システム    
撮影地       

2015年1月23日(金)20:14〜
1分×16   ISO3200
EOS 6D
Pentax67用165mmF2.8開放
ケンコーのスカイメモRで追尾
ステライメージ
EPSON EP-976A3
浜松市観音山
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