野中 敬 月面七景@ コペルニクス |
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満月のころ、ちょうど「うさぎ」のおなかのあたり、ひときわ輝いている部分があり、肉眼でもよく見えます。嵐の大洋と名付けられた黒い平坦な部分にある直径100kmに少し足りないぐらいの目立つ大きなクレーターです。月の中では比較的新しいクレーター(約10億年前)で、かつて隕石の落下によりつくられたものであり、その時に周囲に飛び散ったものが白っぽく放射状に見えています。中央の丘のような部分もその時できたもので1200mぐらいの高さがあります。 <作者から> 今回は、独断で、月を見ていて面白いと思われるところを「月面七景」と名付けて見てもらおうというものです。その第1弾はコペルニクス。地球は太陽の周りを回っているということを初めて科学的な見地から主張したパイオニアの名前がつけられたものです。その業績に敬意を表し、燦然と輝く姿をご覧いただきたいと思います。 撮影データ |
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撮影日時 及び露出 光学系及 びカメラ 画像処理 撮影地 |
2015.3.2 21:25 1/60 約1,000コマを合成 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀 直接焦点で撮影(F12) Skyris445M(モノクロイメージ撮像) IR742フィルター使用 レジスタックス6、ステライメージ5で画像処理 CANON PIXUS PRO100で出力 自宅(浜松市浜北区貴布祢) |