野中 敬
木星 2

 木星に表と裏があるとすれば、こちらは裏の方。理由は大赤斑がないから。もっとも、木星は、1日が10時間ぐらいで、見ている模様もあっというま間に動いていきます。ですから、1晩中眺められれば、また、同じ模様が見えてくるということになります。
 裏とはいうものの、その表面は複雑な模様を見せてくれていて、慣れてくるとその模様の変化が面白いものです。模様のうち、明るいほうが「帯」、暗いほうが「縞」とされ、中央の明るい部分が「赤道帯」、そのすぐ上の濃い模様が「南熱帯縞」と呼ばれています。

撮影データ

撮影日時及び露出 

光学系及びカメラ 



画像処理 

撮影地  
2015.3.2 21:54
1/30 約2,000コマを合成
25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀
3倍バローレンズ(F36)
DMK21AU618(モノクロイメージ撮像)
DFK21AU618(カラーイメージ撮像)
レジスタックス6、ステライメージ5で画像処理
CANON PIXUS PRO100で出力
自宅(浜松市浜北区貴布祢)
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