宇都正明 しゃぼん玉星雲 |
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ケフェウス座にある散光星雲です。 星雲の中央部にきれいな円形の泡のような構造を持つことが特徴でシャボン玉の様に見えることから、シャボン玉星雲の愛称があります。 これは星雲の内部で起こった超新星爆発による衝撃波面ではないかと考えられています。 ≪作者より≫ 散光星雲は、水素イオンH+、2価の酸素イオンO2-、硫化イオンS-から放出される光が強く観測できます。ここではその3種類の狭帯域フィルターを介して撮影を行いました。 この種のフィルターで得られた画像は、疑似カラーとなりますが、天文台では良く行われている撮影方法で、とりわけ、ハッブル宇宙望遠鏡による画像が有名なことから、このフィルターによるカラー画像は、ハッブルパレットと呼ばれています。 星雲の構造描写がより明瞭になるので、まるで望遠鏡を一回り大きくしたような効果が得られます。 また、通常の天然色ではない為、カラーバランスをはじめとする画像処理は、自由度が高く、作者の意図や意思が(さらに言えば、力量も!)大きく反映される撮影方法でもあります。 もう少し、緑(Hα)を抑えた方が、美しくなると思いますが、、、力量不足もあり、また、やはりHαが最も強度が強いことからも、緑は残したいという想いもあり・・結果、中途半端になって、天文雑誌の月例フォトコンテストでは見事に落選でした(笑) |
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≪撮影データ≫ |
オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアUコマコレクター使用 1380mmF4.6 スターライトエクスプレス社製 SXVR-H694 冷却CCDカメラ タカハシ製 NJP赤道儀 Astrodon社製 Hα,、OV、 SU 狭帯域干渉フィルタ, 2015年9月29日他 磐田市内 自宅にて。 Hα=5分×27,SU=5分×20,OV=5分×19 合計露出時間:330分 StellaImage7,MaxImDL4,PhotoShopCS5 Canon PIXUS iP8730 ELECOMプラチナペーパー |