山下智靖
網状星雲(NGC6992)

秋の夜空のほぼ天頂に見える「白鳥座」の翼の部分に広がる網状星雲の写真です。約2万年前に重量級の恒星が爆発した残骸と言われています。星雲は中心から爆発したように広がっているので、大きく東と西の部分に分けられます。この写真には東側の部分でNGC6992というという番号が付けられています。

<<作者より>>

昨年の夏にオークションで入手したR200SS(反射望遠鏡)の最初の作品です。
調整が不十分で、主鏡の圧迫により星像が三角になっていますが
家老平の空の暗さと口径20cmのポテンシャルに助けられ、フィラメント構造を写すことができました。


<撮影データ>

撮影日時
露出時間
絞り
カメラ
光学系
撮影システム

現像システム
印画システム
撮影地


2015年8月15日22時25分〜
5分×12枚
F4
CDS-600D(CANON_EOS_Kiss_X5改造品)
R200SS(200mm fl.800mm ニュートン反射)、MPCC使用
米ORION アトラスEQ-G赤道儀にて電動追尾撮影
50mmガイド鏡+SSAG+PHDGuidingによるオートガイド
RStacker、Loghtloom、YIMG、PhotoshopCCにて画像処理
EPSON PX−G930にて印刷
浜松市天竜区家老平
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