野中 敬


プラトンとアルプス谷
 
中央やや右にある、大きな楕円形のクレータープラトンとその周辺です。上の暗い部分は、雨の海の一部であり、島のように見える独立峰のピコ山、ピトン山などがあります。下の平らな部分は氷の海です。アルプス谷というのはプラトンの左のゴツゴツした山間地に刀傷のように切れ込みがある部分で、よく見るとその中に線のような谷が走っています。

 これも、実はカラー写真です。プリンターでは、ほとんど黒とグレーのインクしか使っていないと思います。しかし、よく見ると山間地と海の部分の色の違いがあるようにも見えます。モノクロ写真の上にカラーで撮ったモノ(色情報)を被せます。

<撮影データ>


撮影日時 2017 5.5 20:31

及び露出 1/60 それぞれ約1,000コマを合成

光学系及 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀

びカメラ 直接焦点で撮影(F12)

     Skyris445M(モノクロイメージ撮像)

     IR742フィルター使用

      Skyris445C(カラーイメージ撮像)

画像処理 レジスタックス6、ステライメージ5で画像処理

     CANON PIXUS PRO100で出力

撮影地  自宅(浜松市浜北区貴布祢)

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