野中 敬
写真上から、エリュツラ海、マーガレット湾、アキダリア海の濃い模様が見えます。そして、ほぼ中央の辺りがクリュセ平原で、25年前、惑星探査機バイキングが軟着陸してすばらしいパノラマ写真を送ってきた所です。

<作者より>

火星の自転周期は、24時間余りでほぼ地球と同じぐらい。このため、表面の様子を1周写すのは、1日ではとても無理です。それで、何日か日をおいて撮影する訳ですが、天気の状態もあり、なかなか難しいものです。今回は、それぞれ異なった場所を撮影していますが、それでもまだ全周すべてを撮り終えてはいません。もう少しチャレンジを続けてみたいと思います。

撮影日時       2001.5.13 3:40
露出          各1/4s 4コマをコンポジット(合成)
光学系         25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀
              LV6oで拡大撮影(約F50相当)
カメラ          ニコンクールピクス990マニュアル望遠側ファインモードで撮影
画像処理       ステライメージ3及びフォトショップ5.5で画像処理
撮影地        自宅(浜北市貴布祢)
火星・エリュツラ海・アキダリア海
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