火星人ゴーホーム
下のほうに白っぽく見えるのは雲。そして右側のほうはたぶん霞がかかっているものと思われます。海や川のない火星でも雲や霞は出るようで、月面のような死の世界ではなく、一応うす曇とか、砂嵐とかいうお天気はあるのでしょう。
<作者から>
火星人がいないことは、小さな子どもでも知っています。でも、我々の世代には何かロマンのある言葉です。火星を舞台とした作品はSFの世界では、科学的に裏づけのある作品いわゆるハードSFは少なく、ファンタジーや風刺、ドタバタものなどに見受けられます。これは、あまりに火星が身近になりすぎたせいでしょうか。風刺的な作品が多いフレデリック・ブラウンの「火星人ゴーホーム」もそういったひとつ。宇宙戦争のパロディのようなもので結構笑えます。映画にもなりました。筒井康隆の短編「火星のツァラトゥストラ」、これは笑えます。
撮影データ
撮影日時 2005.11.25 22:30
及び露出 webカメラ 1/15 900枚を合成
光学系及 25p反射望遠鏡(タカハシ・ミューロン)NJP赤道儀
びカメラ 5倍テレメイト F60 ToUcam webカメラで撮影
画像処理 レジスタックスV、ステライメージで画像処理
CANON PIXUS9900iで出力
撮影地 自宅(浜松市貴布祢)