塩澤 均
3波長で見た太陽の活動領域 

この写真は、2015年5月13日の太陽の活動領域12339から12342群を拡大撮影したものです。同じ日の ほぼ同じ様な時間帯に撮影したにもかかわらず 撮影波長によってこの様に見え方が変わります。上段の画像は、Hα光(6562.8Å半値幅±0.5Å)の波長で撮影したものです。この波長では太陽の彩層面を見る事が出来ます。プロミネンスやプラージュ、フレア等が手に取る様に見る事が出来ます。中段の画像は、カルシウムK線光(3933.6Å半値幅±2.4Å)で撮影した画像です。この波長は彩層面と光球面の中間部を見る事の出来る波長です。この波長では、太陽の活動をいち早く察知する事が出来ます。下段は白色光(可視光)画像です。この画像は、5400Å半値幅10Åで撮影しています。この波長では黒点を詳細に観察する事が出来ます。これらの3波長を組み合わせて観察すると、太陽がどの様な活動を行っているかの推察も出来る様になります。

撮影データ

撮影日時:
撮影機材:
画像処理:
撮影場所:
2015年5月13日(撮影時刻は画像下に記入)
各画像の下に記入
AviStack2.00・ステライメージ6.5を使用してスタッキング及 び、シャープ処理を行う
静岡県焼津市の自宅
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