塩澤 均
Hα光とCa-K線光で見た太陽 

この写真は、2014年11月19日に撮影した太陽です。
同じ太陽でも、透過波長を変えて撮影するとまったく別物の様な錯覚に陥るほど見え方が変わって来ます。Hα光は6562.8Å半値幅0.5Åの透過波長フィルターを使って撮影したものです。この波長で撮影すると、光球面のすぐ上のガス層を見る事になります。この層にはプラージュ、フィラメント、フレアなどを明瞭に見る事が出来ます。一方、Ca-K光は、3933.6Å半値幅2.4Å以下のフィルターを通して見た太陽です。この波長で見ると光球面と彩層面の中間を見る事になり、いち早く太陽面の変化を察知する事が出来ます。この波長は、紫外線に近い波長域にあり、人の感色性のばらつきにより見える人と見えない人がいます。なお、これらの画像は、疑似カラーにより着色してあります。

撮影データ

撮影日時
撮影機材
画像処理

撮影場所
2014年11月19日 (撮影時間は画像下に記入)
各画像下に記入
AviStack2.00・ステライメージ6.5を使用して、
スタッキング及び、シャープ処理を行う
静岡県焼津市の自宅
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